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ダンスをする上で避けて通れない
【アイソレーション】

アイソレイメージ

ダンススクールに行くと、いきなり「アイソレーションやりま~す」と言われて戸惑う方が多いと思います。

講師によってはアップの流れがほぼ決まっており、流れでそのままアイソレーションに入る方も少なくないと思いますので、知らない言葉に物怖じせずに、安心してダンスを始めるためにも、アイソレーションについて知っておきましょう!

そもそもアイソレーションとは?

言葉の意味

アイソレーション(略してアイソレ)は英語で、直訳すると「孤立」「分離」「単独であること」とゆう意味です。
ダンス以外でも、建設業の電気工事や、バスケットのフォーメーションの用語でも使うそうです。

ダンスにおけるアイソレとは

ではダンスの場合はどのような時に使うのでしょうか?

ダンスで使うアイソレも上記に記したものと同様の意味で「体を、単独で(バラバラに)動かすトレーニング」のことです。

このトレーニングは殆どの講師が振り付けに入る前に取り入れています。

正直最初のうちは「思うように動かせないし地味な反復練習で飽きるなー」と思う方も多いと思います。
特にそれが小さなお子様であれば特に退屈な時間になってしまうかもしれません。

ですがこのトレーニングをしっかりとやることで、確実にそれまで動かなかった部分が動く様になったり、可動域が広くなったりします。

アイソレはダンス上達の鍵を握る

自分が動かしたい部分を動かせるようになれば、ダンスのレベルも格段に上がるので、ダンスをする上で、とても大事なトレーニングです。

又、このトレーニングはどのジャンルでも共通で使う動きなので、しっかりとアイソレをしている人は違うジャンルのダンスに挑戦した時にも生かせます。

アイソレーションで動かす場所は?

基本的には首、胸、肩、腰のトレーニングが多いですが「アニメーション」等ジャンルによっては顔、首、肩、腕、手、指、胸、腰、足、さまざまな部分のトレーニングが必要です。

上達のポイント

アイソレをする上で一番重要なことは、動かしている箇所以外は動かないようにする事です。

体は繋がっているのでこれが最初のうちは難しいと思いますが、初めは自分の限界を知る為に、どこまで動くか最大限迄動かす練習をしてみて下さい。

徐々に無駄に動いてる部分をロックして(止めて)練習していると、本当にその部分だけ動かせるようになってくるので頑張ってみてください。

ここでは、各部位ごとに、動画を交えて、そのポイントを解説します。

首のアイソレ

首のアイソレ参考動画

前後バージョン

首の前後のアイソレーションは比較的簡単ですので、まずは見様見真似でやってみましょう。

 ※ポイント

鶏が歩くときをイメージして真似してみてください。

前の時にアゴを上に突き出す感じでやるとカッコつかないので首全体を少し斜め下に前に出してみてください。
また、後ろに引く際にはアゴを後ろに引くイメージで動かしてください。

首を動かすときは肩に力が入りやすいので、肩の力は抜けているか意識しながら練習してみましょう。

左右バージョン

日常生活で殆ど首を左右に動かすことはないので始めは難しく感じるかもしれません。

最初は補助をつけて練習して、慣れてきたら手(補助)を放して出来る様に練習してみてください。

 

※ポイント

先ずは手をクロスして両肩に手を置いて練習してみてください。

次に両手の平を頭の上でくっつけて肘を張りダイヤの形を作って自分の腕に耳をくっつけるように練習してみましょう。

この時、顔が傾いてしまう方は傾かないように出来るようになればバッチリです。

肩のアイソレ

肩は割と普段から回したり動かしたりする箇所なので、初心者でもやりやすいと思います。

肩のアイソレ参考動画

左右バージョン

※ポイント

先ずは片方の肩を上げる時、もう片方の肩は下げるように練習してみてください。

これをマスターしたら、片方上げるときにもう片方の肩が動かないように練習しましょう。

前後バージョン

※ポイント

肩を後ろへ引きたいときは肩甲骨をくつけるイメージで、前に出したいときは胸を後ろに下げるイメージで練習してみてください。

よく準備体操などで取り入れられてる肩回しを思い出して、上を通って前、上を通って後ろ、慣れてきたら胸を動かさずに肩だけで動かせるように練習してみてください。

 

胸のアイソレ

胸をコントロール出来るかそうじゃないかでダンス自体が変わってくるので特に大事です!

胸のアイソレ参考動画

前後バージョン

※ポイント

①前の時は息を吸って胸を張るイメージ、後ろは息を吐いて肩甲骨のところを思いきり丸めるイメージでやってみてください。

②この時、出来るだけ肩、お尻が動かない様に意識して練習しましょう。

③初めは手を横に広げて、胸が前の時は手を後ろに、胸が後ろの時は手を前に伸ばして練習すると分かり易いです。

左右バージョン

胸の左右は胸だけを動かす練習もありますが、肩から一緒に動かす場合が多いです。

胸とゆうより「上半身」とゆうイメージです。

 

※ポイント

①首が傾いたりしないよう注意しましょう。

②肩が斜めにならないよう平行に動かせるよう頑張りましょう。

③初めはやり辛いので手を肩の高さで真横に広げて、この手が平行に動かせれば肩も平行になっています

④出来るようになってきたら重心は左右に動かさずに真ん中のまま出来るように練習してみてください。

腰のアイソレ

腰を動かすことは女性っぽいと思う方もいらっしゃるようですが、男性でも使う重要なトレーニングです。動かし方によっては女性っぽくも男性っぽくも出来るので、自由にコントロール出来るように練習しましょう。

腰のアイソレ参考動画

前後バージョン

※ポイント

①足は肩幅に広げ、膝を少し重心を落とす程度曲げたらやり易いです。

②ただ腰を前後に動かすとゆうより、骨盤を斜め上、斜め後ろに吊り上げるイメージで練習してみてくださ

③この時に上半身が傾きがちですが、上半身は止めて、腰だけを動かせるように頑張ってみてください。

左右バージョン

※ポイント

①左右の時も前後の時と同じで、骨盤を斜め横に吊り上げるイメージで練習してみてください。

②同じく上半身は止めて動かせるように練習してみましょう。

まとめ

アイソレーションは地味なトレーニングではありますが、出来てくるとダンスは勿論、このトレーニング自体が楽しくなって来るので自分の好きな音楽をかけて、テンションが上がるようにやってみてください。

ジャンルによっては動かし方が多少違う場合もありますが、基本は同じです。

何度も言いますがプロになってもやり続ける位、重要なトレーニングですので、アイソレーションをマスターして、今よりも更にダンスを楽しんでくださいね。

お問合せ

担当:新福(シンフク)
080-9663-2624