ソウルダンスとは

このページではソウルダンスについて解説していきます。

ソウルダンスは1950年代から1960年代にかけて自然発生的に生まれました。
そして1970年代に全米で人気のあったダンス番組「SOUL TRAIN」がきっかけになり、全世界に広がりました。

ソウルダンスとは、アメリカで流行したソウルミュージックに合わせて踊るダンスの総称で、はっきりとしたジャンル分けは難しく、黒人の持つノリそのものであると言えます。
ですので、海外ではソウルダンスといった呼び方は存在しません。
ディスコ・クラブで流れている音楽に合わせて様々なジャンルのダンサーが個性的な振付を生み出し、独自のスタイルを確立させたことで、HIPHOPやPOPなどの新しいダンスジャンルが誕生していきました。
そういった意味でもソウルダンスはストリートダンスの原点といえるでしょう。

ソウルミュージックは、1950年代にアフリカ系アメリカ人のコミュニティを起源とし、ゴスペルとブルースが合わさる事で誕生し、1960年代に世界に広まっていきました。
ゴスペルやR＆B、ジャズなどの要素が含まれており、コード進行や、分かりやすいリズム、コール＆レスポンスや即興性の高さなどの特徴がソウルミュージックにはあります。

ソウルダンスは、あまり腕を動かさず、ステップがメインとなっています。クラブ・ディスコで流行したダンスジャンルのため多くの人が集まる場所では、腕を大きく振るスペースが無かった事が理由と思われます。
ソウルダンスは日本のテレビでもよく見かけるダンスの基本ですので、初心者でも比較的挑戦しやすいジャンルです。

ソウルダンスの代表的なステップを動画を交えて紹介します。

ざっくり言うと、陽気な「にわとり」を大げさに表現したダンスです。
直立の姿勢から片足を上げて、そのタイミングで膝を外向きに開き、足を閉じて地面に足をつけるという動きを交互に繰り返す技です。

左右に蛇の様にくねくね動くのが特徴的なダンスです。
体の各パーツを滑らかに動かす事が大切ですのでアイソレーションからしっかりと練習しましょう。

ソウルダンスはストリートダンスの基となるダンスといえます。
またダンスを踊った事が無い人も多い、クラブ・ディスコで踊られていたダンスですので、簡単なステップが多く、初心者も習いやすいジャンルの1つです。

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